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卓球混合団体W杯 2025 日本代表メンバーと成績速報まとめ

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卓球混合団体W杯 2025 日本代表メンバーと成績速報まとめ

卓球「ITTF混合団体ワールドカップ2025」は、2025-11-30〜2025-12-07の日程で中国・成都(成都市)にて開催されています。本記事では、2025-12-06時点の日本代表メンバー一覧と、ここまでの主な試合結果・成績を速報的に整理します。2025-12-06現在、最終順位やメダル獲得チームはまだ未確定であり、今後の試合結果によって変動する予定です。

大会概要とフォーマット(混合団体とは?)

ITTF混合団体ワールドカップは、男女各3〜4名で構成される混合チームによる国際大会で、ロサンゼルス2028五輪で新たに採用される種目の先行イベントとして位置づけられています。試合は「混合ダブルス → 女子シングルス → 男子シングルス → 男子ダブルス → 女子ダブルス」の順で行われ、各試合で最大3ゲームまでプレーし、先にチーム合計8ゲームを取った国が勝利となる独自形式です。

2025年大会は、第1ステージ(グループリーグ)→第2ステージ(上位8チームによるリーグ)→第3ステージ(準決勝・決勝)という3段階構成となっており、日本はグループ2で全勝し、第2ステージへ進出しました。

項目 内容
大会名 ITTF混合団体ワールドカップ2025
開催期間 2025-11-30〜2025-12-07
開催地 中国・成都(成都市)
種目 男女混合団体(混合ダブルス+男女シングルス・ダブルス)
勝敗ルール 1試合最大15ゲーム、先に合計8ゲーム先取でチーム勝利
ステージ構成 第1ステージ:グループリーグ/第2ステージ:上位8チームリーグ/第3ステージ:決勝トーナメント

この章の要点

  • 混合団体W杯は男女混成チームによる新フォーマットの国際大会。
  • 1試合は複数マッチの合計ゲーム数で勝敗を決め、先に8ゲーム獲得した国が勝ち。
  • 2025年大会は3ステージ制で、日本は第1ステージを全勝で突破している。

日本代表メンバー一覧(男子・女子)

日本代表は、世界トップクラスの実績を持つ選手と若手有望株をバランスよく配置した「ドリームチーム」ともいえる構成です。男子は張本智和、戸上隼輔、松島輝空、篠塚大登、女子は張本美和、伊藤美誠、大藤沙月、早田ひなの8名がエントリーしています。

区分 選手名 所属 想定ポジション/役割
男子 張本智和 トヨタ自動車 男子シングルスのエース、要所でのダブルス起用
男子 戸上隼輔 井村屋グループ 混合ダブルスのキーマン、男子ダブルスも担当
男子 松島輝空 木下グループ 男子シングルスでの勝ち星と流れ作り
男子 篠塚大登 愛知工業大学 男子ダブルス・シングルスのバックアップ兼切り札
女子 張本美和 木下グループ 女子シングルス&ダブルスの中心、兄との兄妹タッグも話題
女子 伊藤美誠 スターツ 女子シングルスのエース格、終盤の混合ダブルスでも重要
女子 大藤沙月 ミキハウス 女子ダブルス・チームの安定感を生む存在
女子 早田ひな 日本生命 混合ダブルス、女子シングルスの両方で軸となるプレーヤー

この章の要点

  • 日本代表は男女各4名、計8名の布陣で世界と戦っている。
  • 張本智和・美和兄妹をはじめ、五輪・世界卓球クラスの実績を持つ選手がそろう。
  • 混合ダブルスに強いペアが複数おり、フォーマットとの相性も良いチーム構成になっている。

第1ステージの結果一覧(グループ2全勝通過)

第1ステージで日本はグループ2に入り、オーストラリア・インド・クロアチアと対戦しました。結果は3戦全勝で、ゲームカウントでも安定して相手を上回る内容となりました。

対戦相手 最終スコア(日本) 主なハイライト
オーストラリア 8-1 戸上/早田ペアが混合ダブルスで3-0快勝、張本美和がストレート勝ちで勢いをつける。
インド 8-4 戸上/張本美和ペアが3-0、終盤は伊藤/早田ペアが3-0で締めるなど、ダブルスが試合を決める展開。
クロアチア 8-2 張本智和・張本美和らが要所を押さえ、危なげなく全勝通過を確定させた。

この章の要点

  • 第1ステージで日本は3戦全勝、グループ2首位で第2ステージ進出を決めた。
  • 混合ダブルスと女子シングルスで安定してポイントを稼ぎ、余裕のある展開が多かった。
  • 早い段階から多くの選手に出場機会を与えつつ、チームとしての戦い方を固めていった。

第2ステージの成績速報(2025-12-06時点)

第2ステージでは、各グループ上位2チームの計8チームによるリーグ戦が行われています。2025-12-06時点で、日本は中国戦を含む第5戦までを消化し、6試合で5勝1敗(暫定2位)という成績です。

対戦相手(第2ステージ) 結果(ゲームカウント) ポイント
香港 日本勝利(詳細スコアは大会公式・放送サイトで随時更新) 松島輝空ら若手が活躍し、初戦を白星でスタート。
ドイツ 8-3で日本勝利 戸上/張本美和ペアや伊藤美誠が要所を締め、強豪ドイツから快勝。
スウェーデン 8-0で日本勝利 戸上/早田ペアが大接戦の第1マッチを制し、そのままストレートで完勝。
韓国 8-2で日本勝利 「とがし」ペア(戸上/篠塚)などがフル回転し、宿敵・韓国との大一番を制して無敗をキープ。
中国 5-8で日本敗戦 王楚欽/孫穎莎ペアらを擁する中国に善戦するも、今大会初黒星。
フランス 試合中またはこれから(2025-12-06時点では結果未確定) 第2ステージ最終戦で、順位争いに直結する重要な一戦となる予定。

第2ステージ終了後、上位4チームが第3ステージ(準決勝・決勝)に進みます。日本は現時点で上位進出圏内にいるとみられますが、最終順位は12月7日の試合結果が確定するまで未確定です。

この章の要点

  • 第2ステージで日本は5勝1敗(2025-12-06時点)と好成績を収めている。
  • ドイツ・スウェーデン・韓国といった強豪に勝利し、中国戦のみ接戦の末に5-8で敗戦。
  • フランス戦と第3ステージの行方によって、最終順位やメダルの色が決まる予定。

今後の見どころとチェックポイント

日本代表の今後の焦点は、フランス戦を含めた第2ステージ終盤と、第3ステージ(準決勝・決勝)での再びの大一番です。中国との再戦が実現する可能性もあり、「超アウェー」とも表現される雰囲気の中でどこまで自分たちの卓球を貫けるかが注目されています。

また、張本兄妹や「とがし」ペア、若手の松島輝空らがどのようなオーダーで起用されるかも大きなポイントです。五輪新種目としての混合団体の戦い方を試行錯誤する場でもあり、2028年に向けた布石として、監督・コーチ陣の采配にも注目が集まります。

最新のスコアやスタッツ、試合動画は大会公式サイトや放送局の特設ページ、配信サービスで随時更新されるため、リアルタイムの情報も合わせてチェックしておきましょう。

この章の要点

  • 中国や欧州勢との上位対決は、五輪を見据えた重要な試金石となる。
  • 選手起用やペア固定・組み替えなど、チーム戦略の変化も見どころ。
  • 12月7日の最終日まで結果は動き続けるため、公式情報での最新確認が不可欠。