万博おばあちゃんは何者？炎上と言われた理由とSNS反応まとめ

基準日：2025-12-06。大阪・関西万博を184日皆勤し「万博おばあちゃん」と呼ばれる山田外美代さんは、テレビやニュースにたびたび登場しつつ「お金持ち？」「炎上してる？」と賛否も集める存在です。この記事では、山田さんがどんな人物なのか、なぜそこまで万博に通うのか、そして炎上と言われた背景と世間の反応を整理して解説します。

万博おばあちゃんは誰？プロフィールと経歴

まずは「万博おばあちゃん」の基本情報から整理します。

2005年の愛・地球博で185日皆勤したことをきっかけに「万博おばあちゃん」と呼ばれ始め、上海万博や麗水万博でも皆勤。2025年の大阪・関西万博では、会場近くの大阪市内に家族で引っ越し、184日皆勤を達成してギネス世界記録にも認定されたと報じられています。

この章の要点

• 「万博おばあちゃん」は山田外美代さんという76歳の女性で、元・瀬戸市役所職員。
• 愛知万博・上海万博などで皆勤し、各地の万博でレジェンド的存在になっている。
• 大阪・関西万博でも184日皆勤を達成し、複数の万博関連大使に公式任命されている。

なぜそこまで万博に？情熱とお金の話

山田さんが万博に通い続ける背景には「病気後のリハビリ」「万博で健康になった実感」「世界との出会い」という、本人の体験に基づく理由があります。

大阪・関西万博では、家族3人分の早く入れる特別チケットを会期分購入し、チケット代だけで約80万円、引っ越し費用や家賃・交通費などを合わせると総額約300万円かかったと紹介されています。これらは「万博のためにコツコツ貯めてきた貯金」と年金を組み合わせて捻出したとされ、「特別な資産家ではない」とする記事も多く見られます。

この章の要点

• 万博通いのきっかけは病気のリハビリで、「万博で体調が良くなった」という実感が原点になっている。
• 大阪万博には家族で大阪市内に移住し、チケットや生活費など総額約300万円を自身の貯金から投じたとされる。
• 「金持ちだから通える」というより、長年の節約と貯金を「好きなことに使う」選択だと紹介されている。

「炎上」と言われた主な理由と事実関係

ネット上では「万博おばあちゃん 炎上」といった言葉も検索されていますが、内容を追っていくと、大きく分けて次のような論点が見られます。

SNSで指摘された主な批判ポイント

• お金持ちアピールに見えた：80万円分のチケット購入や300万円の総費用が切り取られ、「富裕層の娯楽を美談として報じている」といった批判。
• メディア露出の多さへの違和感：ニュースや情報番組で何度も取り上げられ、「PR色が強い」「やらせっぽい」と感じた視聴者もいたとされています。
• スポンサーやカード会社との関係の誤解：一部では、万博や企業のロゴが入ったカードを持つ写真から「宣伝に利用されている」「ステマではないか」といった憶測も出ましたが、取材記事では「渡されたカードを持って撮影しただけ」と説明されており、事実関係は誇張されている面もあるとされています。

批判に対する擁護・ポジティブな見方

一方で、X（旧Twitter）や掲示板などでは、次のようなポジティブな反応も多く見られます。

• 自分のお金で好きなことをしているだけなのに、叩く必要はないのではという声。
• 高齢になっても毎日通い続ける行動力や、各国パビリオンへのリスペクトを評価するコメント。
• 観光大使として地方をPRし、実際に来場者増につながっているとする自治体からの感謝の言葉。

この章の要点

• 炎上と言われる背景には「お金」「メディア露出」「スポンサーとの関係」への違和感がある。
• ただし「税金で通っている」といった指摘は誤解で、自身の貯金と年金を使っていると報じられている。
• SNSでは批判だけでなく、行動力や地域貢献を評価する声も多く、賛否が分かれている状況。

ギネス認定と今後の活動

大阪・関西万博を含め、過去20年で世界各地の万博に通い続けた結果、「万博を訪れた最多日数」としてギネス世界記録に認定されたと報じられています。

また、大阪観光局や自治体の観光特使としてイベント出演や講演会で万博の魅力を伝え続けており、今後も「次の万博に向けて情報発信を続けたい」と語るインタビューもあります（詳細な今後の予定は今後の公式発表待ちで、現時点では未確定です）。

この章の要点

• 世界中の万博通いが評価され、「万博を訪れた最多日数」でギネス世界記録に認定されたと報じられている。
• 観光大使やPR大使として、万博や地域の魅力を伝える公的な役割も担っている。
• 今後の活動内容は、各自治体やイベント側の発表次第で変わる可能性があり、具体的なスケジュールは未確定。