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ワールドカップ2026組み合わせ抽選予想ガイド2025年版【もう結果が出た後の“答え合わせ”付き】

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ワールドカップ2026組み合わせ抽選予想ガイド2025年版【もう結果が出た後の“答え合わせ”付き】

基準日:2025-12-06。ワールドカップ2026(米・加・メキシコ共催)の組み合わせ抽選は、現地時間2025-12-05にワシントンD.C.のケネディセンターで実施され、48か国が12グループに振り分けられました。この記事では、抽選が行われる前にどう予想すればよかったのかという視点でルールと考え方を整理しつつ、実際の結果(日本はグループF)と照らし合わせて「予想の答え合わせ」も行います。

2026年ワールドカップと抽選の基本情報

まずは、予想をするうえで前提となる大会フォーマットと抽選の概要を整理します。

項目 内容
開催国 アメリカ・カナダ・メキシコの3か国共催
期間 2026-06-11〜2026-07-19
出場国数 48か国
グループ数 12グループ(A〜L)/各4か国
決勝トーナメント ラウンド32 → ラウンド16 → 準々決勝 → 準決勝 → 決勝
抽選実施日 2025-12-05(ワシントンD.C./ケネディセンター)
シード方法 FIFAランキング(2025年11月版)を基準に4つのポットに分類

抽選では、48か国が12チームずつの4ポット(ポット1〜4)に分けられ、各グループにそれぞれ1チームずつ入る仕組みです。ホスト国のメキシコ・カナダ・アメリカは事前にグループA1・B1・D1に固定されていました。

この章のポイント

  • 2026大会は「48か国・12グループ制」で、グループステージ後はラウンド32からのノックアウト方式。
  • 抽選は2025-12-05にワシントンD.C.で実施され、すでに全グループが確定している。
  • シードはFIFAランキング(2025年11月)とホスト国の特権を組み合わせた4ポット制で行われた。

抽選前にどう予想する?ポットと“当たり/ハズレ”の考え方

抽選前に「日本代表はどんな組に入るか」を予想するには、ポット分けと大陸制限ルールを理解しておく必要がありました。

観点 日本の立場(ポット2) 予想のポイント
ポット1(シード) ブラジル・アルゼンチン・フランス・イングランドなど最上位勢が並ぶ 「当たり」はオランダ・ポルトガル級、「ハズレ」はブラジル・アルゼンチン級といった強弱を事前に整理。
ポット3 ノルウェー・スコットランド・エジプトなど中堅どころが中心 ハーランド擁するノルウェーなど、「ポット2クラスに近いダークホース」を避けたいという声が多かった。
ポット4 ハイチ・ガーナ・ニュージーランドに加え、欧州/大陸間プレーオフ勝者が入る 「ランキング上は格下だが勢いのあるチーム」に要注意。プレーオフ勝者は直前の勢いが読みにくいのもポイント。
大陸制限 同じ大陸同士は同組にならない(欧州のみ最大2か国) 日本と同じアジア勢(韓国・オーストラリアなど)との同組は起こらないため、「アジア対決」はノーリスク。

実際には、日本はFIFAランキング的にポット2に入り、「ポット1の強豪+ポット3・4からの中堅・新興勢」という形の組み合わせになることがほぼ確実でした。そのうえで、ファンやメディアは「ブラジル・フランスは避けたい」「欧州プレーオフ勝者が入る組は読みにくい」といった観点で“当たり組/死の組”シナリオを描いていました。

この章のポイント

  • 予想の軸は「自国がどのポットに入るか」と「どのポットに危険な相手がいるか」を整理すること。
  • 日本はポット2だったため、「ポット1の超強豪回避」と「ポット3のダークホース回避」が最大の関心事だった。
  • 大陸制限ルールにより、アジア勢との同組はないなど、事前に絞り込める条件も多い。

実際の結果:グループF(オランダ・日本・プレーオフ勝者・チュニジア)は当たり?ハズレ?

現在すでに抽選結果が出ており、日本はグループFに入りました。

グループ チーム ポット コメント
グループF オランダ ポット1 ワールドカップ準優勝3回の欧州強豪。優勝候補の一角。
日本 ポット2 カタール大会ベスト16の実績を持つアジアの強豪。
欧州プレーオフB勝者
(アルバニア/ポーランド/スウェーデン/ウクライナのいずれか)
ポット4 いずれも欧州の難敵で、「実質ポット2〜3級」の力を持つ可能性が高い。
チュニジア ポット3 守備的で粘り強いアフリカ勢。ロースコアの接戦になりやすいタイプ。

事前の“理想パターン”としては、「ポット1からはオランダかポルトガル」「ポット3・4からはアフリカ勢よりも北中米勢の方がやりやすい」とする声も多かったため、オランダを引いた時点では「大外れではないが楽でもない」という評価が一般的です。欧州プレーオフを経て誰が入るかによって、グループFが“準・死の組”になるかどうかが決まると見られています。

この章のポイント

  • 日本はグループF(オランダ・日本・欧州PO B勝者・チュニジア)に入り、「中〜上難度のグループ」と評価されている。
  • 特に欧州プレーオフB勝者の顔ぶれ(アルバニア/ポーランド/スウェーデン/ウクライナ)は、いずれも侮れない相手。
  • 抽選前の「怖いパターン」と「現実の結果」を見比べると、予想の妥当性や、自分の見立てを振り返る材料になる。

これから予想を楽しむ人へのチェックポイント

すでにグループは決まりましたが、「どこが死の組か」「ベスト16の顔ぶれは?」といった予想はこれからが本番です。

  • 過去の実績だけでなく、直近1〜2年の代表戦績や選手層をチェックする。
  • プレーオフ勝者枠は、予選やNations Leagueの内容を見て「勢い」を判断する。
  • 「自国目線」だけでなく、全体の山を見てトーナメント表の進路もイメージしてみる。