日本 対 台湾 今日の試合 振り返り：90-64で白星スタートした日本代表を総チェック
この記事の基準日は2025-11-29です。FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選Window1の初戦、日本代表は2025-11-28に行われたホームゲームで台湾代表を90-64で下し、予選を白星スタートしました。舞台はジーライオンアリーナ神戸、観客9,000人超の前で、日本らしい「守って走る」バスケットが40分間にわたり展開されました。
ここでは、今日の試合のスコア推移・スタッツ・キープレーヤー・今後への課題まで、テレビ観戦組も現地組も復習しやすい形で振り返っていきます。
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スコアと試合の流れをおさらい
まずはクォーターごとのスコアで、今日の試合の全体像をつかみましょう。
| クォーター | 日本 | 台湾 | 合計スコア | 時点での点差 |
|---|---|---|---|---|
| 1Q | 23 | 10 | 23-10 | 日本 +13 |
| 2Q | 22 | 12 | 45-22 | 日本 +23（前半終了） |
| 3Q | 20 | 20 | 65-42 | 日本 +23 |
| 4Q | 25 | 22 | 90-64 | 日本 +26（試合終了） |
1Qから渡邊雄太の連続得点や速攻が決まり、日本が23-10と主導権を握ります。2Qもディフェンスから走る展開で22-12と上回り、前半だけで23点差。後半はローテーションを広げつつも点差をコントロールし、最終的に26点差での快勝となりました。
この試合の流れの要点
- 前半だけで45-22と大きくリードし、勝負をほぼ決めた。
- 3Qは互角ながら、4Q終盤に再びギアを上げてリードを広げた。
- 一度も逆転を許さず、内容・結果ともに理想的な初戦となった。
スタッツで見る今日の試合
FIBA公式のボックススコアをもとに、主要スタッツを整理すると次の通りです。
| 項目 | 日本 | 台湾 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 最終スコア | 90 | 64 | 26点差だが、前半の23点差リードが決定打。 |
| FG％ | 約41％ | 約38％ | 確率の差は小さいが、シュートの質で日本が上回った。 |
| 2P％ | 54.1％ | 約50％ | リング周りの決定力で日本が優位。 |
| 3P％ | 28.2％ | 23.1％ | どちらも爆発はしていないが、日本は要所で決め切った。 |
| FT％ | 94.4％ | 76.2％ | フリースローの精度は日本が圧倒。 |
| 総リバウンド | 日本優位 | 台湾苦戦 | 特にオフェンスリバウンドで大きな差がついたとレビューされている。 |
数字から分かるのは、「シュート確率の差」以上に「ポゼッションとショットの質」で日本が上回ったということ。リバウンドとターンオーバー誘発で攻撃回数を増やし、そこに高いFT％が上乗せされて、最終的な26点差につながりました。
スタッツ面の要点
- 2P％・FT％の差が決定力の違いとしてスコアに直結した。
- リバウンドとターンオーバーでポゼッションを掌握し、主導権を手放さなかった。
- 「守って走る」ホーバスジャパンのスタイルが数字にも表れている。
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今日輝いたキープレーヤー
メディアやファンの間で名前が挙がっている主な活躍選手は次の通りです。
| 選手名 | 役割 | 主な活躍 |
|---|---|---|
| 渡邊 雄太 | フォワード／キャプテン | チームハイの20得点で攻守をリード。 |
| ジョシュ・ホーキンソン | センター | 14得点・12リバウンド・8アシストとトリプルダブル級の働き。 |
| 馬場 雄大 | ウイング | 14得点に加え、ハーフコートブザービーターで会場を沸かせた。 |
| 富永 啓生 | ガード | ベンチから13得点とスコアラーとして存在感。 |
特にホーキンソンは、スコアだけでなくリバウンド・パス・守備スタッツも含めてゲーム全体を支配。FIBA公式のゲームレポートでも大きく取り上げられており、実質的なMVPと見る声も多くなっています。
今日のキープレーヤー要約
- 渡邊雄太：得点面のエースとしてチームをけん引。
- ホーキンソン：オールラウンダーとして攻守の要に。
- 馬場・富永：流れを変える一撃と勢いをもたらす存在。
今後の予選に向けたポイント
快勝とはいえ、3Qにはやや守備が緩む時間帯もあり、強豪国相手には課題となりそうな場面もありました。一方で、複数の選手が2桁得点に迫るバランスの良いオフェンスと、リバウンドやターンオーバーでの優位は大きな収穫です。
今日の試合から見えた今後のポイント
- トランジションディフェンスとピック＆ロール対応の微調整が必要。
- 3P成功率をもう一段引き上げられれば、世界レベルにさらに近づく。
- 「守って走る」スタイルをアウェイでも再現できるかが次の焦点。
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