timelesz篠塚大輝の「不謹慎ギャグ」炎上理由とは?動かないおじいさんネタを整理
この記事の内容は2025-12-04時点の情報に基づいています。2025-11-18放送のフジテレビ系『めざましテレビ』で、timelesz(タイムレス)の篠塚大輝さんが披露した“一発ギャグ”が「不謹慎すぎる」と大炎上しました。童謡「大きな古時計」をもじった「今は、もう、動かない、おじいさんにトドメ~」という歌詞と殴るジェスチャーが組み合わさった、このいわゆる「動かないおじいさんネタ」が、なぜここまで批判を集めたのかを整理します。
不謹慎ギャグ「動かないおじいさんネタ」とは何か
問題のギャグは、朝の情報番組『めざましテレビ』のエンディングで披露されました。マンスリーエンタメプレゼンターとして11月の火曜枠に出演していた篠塚さんは、最終出演回となった11月18日、番組キャラクター「めざましくん」から「最後に一発ギャグを」と振られます。
そこで篠塚さんは、童謡「大きな古時計」のサビのメロディーに乗せて、
- 「今は、もう、動かない、おじいさんにトドメ~」
- 右腕を大きく振り上げ、殴りかかるようなジェスチャー
という一発ギャグを披露。スタジオは一瞬静まり、司会の伊藤利尋アナが「これで終わりでいいのかー!」と追いツッコミを入れるかたちでコーナーを締めました。
この章の要点
- 童謡「大きな古時計」を「今は、もう、動かない、おじいさんにトドメ~」と替え歌にしていた
- 高齢の「おじいさん」に“トドメ”を刺すという内容を、殴るジェスチャー付きで生放送した
- 朝の情報番組『めざましテレビ』のエンディングという、子どもも観る時間帯で披露された
炎上理由1:高齢者×暴力表現という「不謹慎さ」
もっとも多く指摘されたのが、「高齢者を暴力の対象にしたブラックジョークが、朝の情報番組にふさわしいのか」という点です。ネット上では、
- 「おじいさんにトドメって、介護や看取りの現場を思うと洒落にならない」
- 「老親の介護中だから、本気でしんどかった」
- 「高齢者への暴力・虐待を連想させる」
といった声が多く上がりました。番組側も後日、「不快な思いをさせた」と公式Xと放送内で謝罪しており、制作サイドも不適切な表現だったと認めています。
この章の要点
- 「動かないおじいさんにトドメ」という歌詞は、高齢者への暴力や死を連想させる
- 介護・看取りの文脈を持つ視聴者ほど、「笑えない」「傷ついた」と受け止めた
- 番組も後日「不快な思いをさせた」と公式に謝罪している
炎上理由2:朝の時間帯・番組フォーマットとのミスマッチ
『めざましテレビ』は、ニュース・天気・エンタメ・占いなどを扱う総合情報番組で、子どもから高齢者まで幅広い層が視聴しています。そのエンディングで、「おじいさんにトドメ」というブラックジョークと殴る演技を放送したことで、
- 「朝から見るものじゃない」
- 「子どもが真似したらどうするのか」
- 「番組のトーンとあまりに合わない」
といった批判が集中しました。芸人が深夜番組で披露するブラックネタならまだしも、朝の全国放送でやる内容ではないという指摘です。
この章の要点
- 『めざましテレビ』はファミリー視聴も多い朝の情報番組
- その場で「死」「暴力」を連想させるギャグを出したことで、TPOを欠くとの批判が噴出
- 「深夜バラエティならまだしも、朝の子どもも見る時間ではない」という声が多数あった
炎上理由3:他芸人ネタの「盗作疑惑」が重なった
さらに炎上を拡大させたのが、「このギャグはピン芸人・鼻矢印永井さんのネタに酷似している」という指摘です。永井さんは自身のXに、元ネタとされる「大きな古時計」替え歌ネタの動画を無言で再投稿し、視聴者の間で「パクリではないか」と疑惑が広まりました。
この結果、
- 「不謹慎なうえに盗作疑惑まであるのは最悪」
- 「せめて自分のオリジナルネタで滑ってほしかった」
といった声が上がり、単なる不謹慎ネタ問題にとどまらず、「プロ意識」「著作権・ネタリスペクト」の観点からも批判が強まりました。なお、盗作について篠塚さんや事務所が詳細を説明したわけではなく、あくまで「疑惑」として議論されている段階です。
この章の要点
- ギャグが別芸人のネタに酷似しているとして「盗作疑惑」が浮上した
- 元ネタとされる芸人本人の“無言ポスト”もあり、疑惑が一気に拡散した
- ただし、公式にはパクリの意図を認めているわけではなく、真相は明言されていない
炎上後の謝罪と現在の状況
騒動を受け、11月21日にtimelesz公式サイト上で、メンバー8人の連名による謝罪文が掲載されました。「不用意かつモラルに反した発言」「表現する者としての自覚に欠けていた」とし、今後は言動を改めるとしています。
同日、篠塚さんも自身のInstagramで「不快な思いをさせた」とするコメントを投稿。一方で、「絶対に謝らない」「言い訳が多い」と受け取る人もいて、釈明のトーン自体にも賛否が分かれました。『めざましテレビ』側も、公式Xや放送内で視聴者への謝罪を行い、問題の回の告知ポストは削除されています。
この章の要点
- timeleszとして公式サイトで連名謝罪し、モラル欠如を認めた
- 篠塚さん個人もSNSで謝罪コメントを出したが、その内容には賛否が割れた
- 番組側も謝罪と投稿削除で対応し、スポンサー企業への「飛び火」も含めて火消しを図っている
| 論点 | 内容 | 視聴者の主な反応 |
|---|---|---|
| ギャグの中身 | 「今は、もう、動かない、おじいさんにトドメ~」+殴るジェスチャー | 「高齢者への暴力・死を笑いにしている」「介護世代にはきつい」 |
| 放送枠 | 朝の情報番組『めざましテレビ』エンディング | 「子どもも観る時間帯にふさわしくない」「深夜ならまだしも」 |
| 盗作疑惑 | 鼻矢印永井さんのネタと酷似と指摘 | 「不謹慎+パクリ疑惑はさすがにアウト」「プロ意識が足りない」 |
| 公式対応 | 番組・グループともに謝罪コメントを発表 | 「謝罪は評価」「説明が足りない」「今後に期待」など意見が分かれた |
