上の階からの水漏れって、気づいた瞬間は「今すぐ何かしないと」なのに、現実は“できることが少なすぎる”——そのギャップがいちばん怖かったです。
この記事では、私が実際に遭遇した「上の階からの水漏れ」について、気づいた瞬間の状況・原因を疑った理由・その場で取った対応を、できるだけ生々しくまとめます(断定できない部分は“可能性”として書きます)。
- 「気のせいかも…」から確信に変わるまでの流れ
- 上階が原因かも?と思ったときの考え方(断定しない)
- その場でできる応急対応と、後悔しないための記録
- よくある疑問(費用負担・連絡先・やってはいけないこと)
上の階からの水漏れは、こちら側で原因を止められないことが多いです。だからこそ「記録(写真・動画・時系列メモ)」と「連絡(管理会社)」だけは、迷っても先にやっておくと後で自分を助けます。
水漏れに気づいた瞬間の状況
いつ・どこで・どんな水漏れだったか
ある平日の夜、帰宅して部屋着に着替え、いつものようにリビングでスマホを見ていました。場所は賃貸マンションの1室。築年数はそこそこ、よくある「上下に部屋が重なるタイプ」です。
そこでふと、天井の一角がいつもより“暗い色”に見えたんです。照明の当たり方かな?と思って近づくと、うっすら円形のシミ。直径は手のひら1枚分くらいでした。
天井のしみ/音/水量
最初は見た目だけでした。でも数分後、耳を澄ますと「ポタ…ポタ…」という、すごく小さな音が聞こえる気がして。
さらに怖かったのが、水量がじわじわ増えていく感じ。いきなり滝みたいに落ちるわけじゃなくて、天井の水滴が一定間隔で落ちる。だからこそ「緊急なのかどうか」が判断しにくかったです。
最初は「気のせいかも」と思った話
正直、最初は「気のせい」にしたかったです。天井のシミって、照明や影でもそれっぽく見えるし、音も家電の作動音に紛れる。
でも近くで見たら、シミの中心がほんのり濡れている。指で触るのは怖かったので、ティッシュを軽く当てると、じんわり湿る。ここでようやく「あ、これ本当に水だ」って確信に変わりました。
一番つらいのは、「原因が自分じゃないかもしれないのに、今この瞬間に天井が濡れている」という現実でした。焦る→何をすればいいか分からない→不安が増える、このループに入りがちです。
マンション・アパート居住者の調査では、14.3%が「上の階から水が漏れてきた経験がある」と回答しています。つまり、珍しすぎる事故ではありません。
※数値はご提供いただいた調査データを記事用に引用しています。
上の階からの水漏れだと思った理由
ここはあくまで推測です。私は専門業者でも管理会社でもないので断定はできませんが、当時の状況から「上の階が原因の可能性が高い」と思う理由がいくつかありました。
自分の部屋では水を使っていなかった
水漏れに気づく少し前、私はキッチンも洗面所も使っていませんでした。洗濯機も回していない。浴室ももちろん未使用。
それなのに、リビング側の天井(自室の水回りから少し離れた位置)にシミが出ている。体感としては「自分の配管からの漏れ」よりも、上から落ちてきている印象が強かったです。
上の階の生活音や時間帯
ちょうどその時間帯、上の階から「水を流すような音」や「浴室っぽい物音」が聞こえていました(これは日常的にもよくある音なので、決定打ではありません)。
ただ、水滴の落ちる間隔が一定→少し増えるという変化があって、「今まさに上で何かが起きているのかも」と感じました。
管理会社に言われた推測
管理会社に連絡したとき、まず聞かれたのは「水回り(風呂・洗面・キッチン)の使用状況」と「シミの場所」でした。私は状況を説明し、写真も送れることを伝えました。
その結果、担当者からは「上階または上階の配管が原因の可能性が高いかもしれません」というニュアンスの説明がありました。ここで「やっぱり…」と感じた一方で、同時に“こちらでは止められない”という無力感が増しました。
原因が上階だとしても、責任の所在や修繕の範囲はケースで変わります。感情的に決めつけるより、「事実(いつ・どこ・どれくらい)」を淡々と残す方が後々ラクでした。
別の調査では、不動産管理データに基づき管理組合の18.7%で年間に漏水事故が発生しているという結果もあります。体感ですが「いつ起きてもおかしくない」が現実だと思いました。
※数値はご提供いただいた調査データを記事用に引用しています。
実際にやった対応(その場でできたこと)
正直、私は「何もできなかった」と感じています。原因を止められないし、上の階に直接行く勇気もすぐには出ない。 それでも、“被害を広げない&後で揉めない”ために、その場でできたことはありました。
- 写真・動画が「状況説明」の代わりになった
- 時系列メモで「いつから」を証明しやすかった
- バケツ&タオルで床・家電の被害を最小化できた
- 原因を止められない無力感
- 管理会社と連絡がつくまでの時間が長く感じた
- 上階へ直接行く判断がすぐできなかった
写真・動画を撮った(最優先)
私が最初にやったのは、スマホで天井のシミの写真と、水滴が落ちている動画を撮ることでした。 「証拠」というより、管理会社に説明するときに言葉だけだと限界があるからです。
バケツやタオルで応急対応
水滴の下にバケツを置き、周囲にタオルを敷きました。床が濡れると滑るし、家具や延長コードがあると一気に危険になります。
水が照明・コンセント・家電の近くに来るときは、感電や漏電のリスクもあります。自分で触って確認するより、まずは安全確保(家電を離す・ブレーカー確認)を優先したほうが安心です。
管理会社へ何度も連絡
正直これがいちばん疲れました。電話がつながらない、折り返しが遅い、担当が不在…。 でも「しつこいかな」と遠慮すると、状況が進んでしまう。
なので私は、同じ内容を短く、淡々と伝えるようにしました。 「天井のこの位置で、水滴が落ちている」「バケツで受けている」「写真と動画あり」「今からの対応を教えてほしい」——この4点だけ。
時間・状況のメモ
これは地味ですが効きました。スマホのメモに、発見時刻/水量の変化/連絡した時刻/相手の回答を残しました。 後で「いつから?どの程度?」と聞かれたとき、曖昧だと自分が困ります。
私の場合、原因究明や修理は“外側”で進みました。でも、写真・動画と時系列メモがあるだけで、説明が一気にラクになりました。「何もできなかった」と感じていても、記録は立派な対応でした。
※ ご提供いただいた調査データ(複数回答)をもとに作成
多くの人がまず管理会社や大家に連絡していて、次に上の階住人へ連絡という流れです。私も「直接行くべきか」で迷いましたが、最初に管理会社へ寄せるのは自然な判断だと思います。
よくある質問(FAQ)
基本は管理会社・大家が最優先です。連絡がつかない場合でも、写真・動画・時系列メモを残しつつ、緊急性が高い(電気周り・水量増加など)なら追加連絡を重ねる方が安全です。
状況によります。私はすぐに行けませんでした。トラブル化を避けるなら、まずは管理会社に相談して間に入ってもらうのが安心です。緊急で止める必要がある場合は、管理会社の指示のもとで動くと揉めにくいです。
ケースによって変わります(原因・過失・加入している保険など)。だからこそ、被害の写真(壊れた箇所)と購入情報(型番・購入日)を残し、管理会社や保険窓口に相談するのが現実的です。
無理に天井を触ったり、穴を開けたり、自己判断で分解するのは避けた方が無難です。状況が悪化したり、責任の切り分けがややこしくなることがあります。まずは安全確保と記録に寄せるのが安心です。
少量でも、内部では広がっている可能性があります。私は「一晩様子見しようか」と一瞬思いましたが、結果的にすぐ連絡してよかったです。小さいうちに動く方が、被害も話も小さく済みやすいです。
まとめ
上の階からの水漏れは、こちら側で原因を止められないことが多く、焦りや不安が強くなりやすい。
断定せずに「可能性」を整理するなら、自室の使用状況/シミの位置/時間帯を手がかりに、まず管理会社へ共有。
その場でできることは少なくても、写真・動画/応急処置/連絡/メモは後々の自分を助ける。


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