上の階の水漏れで大家に連絡がつかなかった時のリアルな対応記録

上の階の水漏れに気づいた瞬間は、とにかく焦ります。結論から言うと、最初にやるべきは 「安全確認 → 応急処置 → 記録 → 連絡」 の順番でした。

大家(管理会社)に連絡がつかなくても、後から揉めないために「やったことを残す」だけで選択肢が増えます。 この記事は“今この瞬間どうすればいいか”を最優先で、私の対応ログをベースにまとめます。

この記事でわかること
  • 水漏れ発覚直後にやった応急処置(優先順位つき)
  • 大家・管理会社に連絡がつかないときの連絡ルートの洗い出し
  • 「業者を呼ぶ/待つ」判断の目安と、後で揉めない記録の残し方
  • 焦ってネット広告の業者に飛びつく前に知っておきたい統計(棒グラフ)
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発覚直後にやったこと(時系列ログ)

まず前提として、水漏れ対応は「止める」「守る」「残す」がセットです。私は最初、音で気づきました。 天井の角からポタ…ポタ…と一定間隔で、床に小さな水たまりができ始めていました。

水漏れに気づいた状況(どこから/量/音/床への影響)

私のケースでは、天井の照明近くではなく「壁と天井の境目」から染み出すタイプ。量は最初は少ないのに、 途中から“筋”になっていく感じが怖かったです(布が追いつかない)。

その場で確認した「3点だけ」
  • 水の出どころ(天井/壁/配管のある水回り側か)
  • 落ちる位置(照明・コンセント・家電の上か)
  • 増え方(じわじわ/急に増える=上で使っている可能性)

まずやった応急処置(バケツ・タオル・電源回りの確認)

応急処置は「拡大防止」と「感電リスクの回避」を同時にやります。私はこの順番で動きました。

時刻(例) やったこと 理由(目的)
0分 落下位置にバケツ+タオル(周囲を養生) 床への浸水を止める/被害の拡大防止
2分 照明・コンセント・家電に水が近いか確認 感電/ショートを避ける(最優先)
5分 水が当たりそうな家電を避難(床に直置きしない) 通電中の家電を濡らさない/二次被害防止
8分 濡れた範囲をざっくりメモ(部屋のどの位置か) あとで説明が楽/修繕範囲の合意が取りやすい

※時刻は例です。実際は「気づいた時刻」を基準に、分単位でメモしておくと強いです。

写真・動画・メモで証拠を残した(後で揉めないため)

正直、ここが一番重要でした。焦っていると「まず業者!」となりがちですが、記録がないと後で説明が弱くなる。 私は次の3つだけは意識して残しました。

記録で残した3点(最小セット)

①水が落ちている動画(音も入る)/②床や壁の濡れ範囲の写真(引きと寄り)/③「気づいた時刻・増え方・やった応急処置」を1メモ。 スマホのスクショでもOKなので、とにかく残すのが先でした。

被害が広がりそうだった「危険ポイント」(照明・コンセント・家電)

水漏れで怖いのは、水そのものより電気まわりに到達することです。私は照明はギリギリ避けていましたが、 コンセントが近かったので、最悪を想定して「濡れる前提」で動きました。

危険サイン(この場合は“待たない”寄り)

水が照明器具・コンセント・分電盤側に近い/天井裏で「ジュッ」みたいな音がする/家電の上に落ちている。 この条件だと、まず安全確保(ブレーカー含む)を優先して考えた方が安心です。

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大家(管理会社)に連絡がつかなかった時の「連絡ルート全部」

次に詰まるのがここ。「電話しても出ない」「折り返しがない」状態でも、連絡の“証跡”を積み上げるだけで 後からの話がスムーズになります。

何回・どの手段で連絡したか(電話/SMS/メール/LINEなど)

私は同じ手段を連打するより、手段を増やして記録を残すに切り替えました(電話→留守電→SMS→メールの順)。 下の表は、あなた用に書き換えられる「連絡履歴テンプレ」です。

手段 試行回数(例) 残る証跡
電話 3回(例) 発信履歴/留守電(入れた場合)
SMS 1回(例) 送信ログ/既読がなくても時刻が残る
メール 1回(例) 件名・本文・送信時刻(被害写真も添付可)
LINE等 0〜1回(例) スクショで保全(既読・未読も含む)

※「何を言ったか」も1行でメモ推奨(例:水漏れ発生/天井から滴下/電気付近で危険/折返し希望)。

管理会社がいる物件なら「緊急連絡先」の探し方(契約書・掲示板・ポスト投函物)

緊急連絡先は“ここ”に載っていることが多い
  • 賃貸借契約書(巻末・特約・管理会社欄)
  • 入居時のしおり(「夜間休日のトラブル」ページ)
  • 共用部の掲示板(エントランス・ゴミ置き場)
  • ポスト投函物(更新書類・点検案内のフッター)

夜間・休日の動き方(当番窓口/24hコールがあるか)

ここでのコツは、連絡先が見つかったら「今の状況を30秒で言える形」にしておくこと。 例:「上階由来と思われる水漏れで、天井から滴下。応急処置済み。電気設備に近く危険。折返し希望」

近隣への最低限の声かけ(上の階/隣室)※トラブル回避の言い方

直接ピンポンするのが怖い場合は、まず管理会社を優先でOKです。ただ、状況次第では「上階に止水してもらう」だけで被害が止まることもあります。 私は言い方をかなり柔らかくしました。

角が立たない声かけ例(そのまま使える)

「すみません、念のための確認なんですが、こちらの天井から水が落ちてきていて…。 もし今お風呂や洗濯などお使いでしたら、一度止めていただけると助かります。 管理会社にも連絡中です。ご迷惑をおかけしてすみません。」

体験レポート
一人暮らし・夜間発覚・大家に連絡がつかない状況
当時の状況
夜間に発覚
天井から滴下
電気設備が近い
管理会社が不通
その場でやったこと(最低限セット)
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うまくいった点
  • 応急処置を先にして、床の被害が広がりにくかった
  • 写真・動画・時系列メモを残して、説明がラクだった
  • 連絡手段を増やして「連絡した事実」を残せた
改善点・次回の工夫
  • 緊急連絡先の場所を平時に把握しておけばよかった
  • 「言うこと」をメモしてから電話すればもっと落ち着けた
  • 家電の移動(避難)を最初から想定しておけば早かった
体験から得た学び

水漏れの最中は判断力が落ちます。だからこそ「やる順番」を固定するとブレませんでした。 私の場合は「安全 → 応急処置 → 記録 → 連絡」。この順番に戻るだけで、焦りが少し落ち着きます。

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連絡がつかないまま被害が進む時の判断基準(どこまで自分で動く?)

いちばん迷うのが「勝手に業者を呼んでいいの?」問題。ここは責任の切り分け安全で考えると判断しやすいです。

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自分でできる範囲(基本)

バケツ・タオルで受ける、家電を避難する、濡れた場所を拭く、写真・動画・メモを残す、連絡履歴を残す。 「被害の拡大を止める」までが中心です。

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やらない方がいい範囲(触らない)

配管の分解、天井の開口、電気設備の分解など。原因が上階・共用部にある可能性も高いので、 ここは無理に手を出すと責任が曖昧になりがちです。

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優先順位:安全 → 拡大防止 → 連絡

「水が止まらない」ほど焦りますが、優先順位を固定すると動けます。 電気(感電)が絡むなら、安全側に倒して判断するのが現実的でした。

管理会社が無反応でも「ここまで来たら外部へ」判断(例)

“待たない”寄りになる目安

①電気設備に水が達しそう/②滴下量が増えてバケツが追いつかない/③階下に漏れそう(床がふわふわ・水が染みる)/④夜間で連絡が完全に途絶えている。 こういう時は「安全確保のために、応急的に外部の助けが必要」になりやすいです。

後から精算・保険で揉めないための“残すべき情報”

最低限これだけは残す(テンプレ)
  • 日時:気づいた時刻/状況が変わった時刻
  • 連絡履歴:誰に、何時に、どの手段で、何を伝えたか
  • 被害写真:引き(部屋全体)/寄り(漏れている点)/濡れた範囲
  • 応急処置:やった内容(バケツ・養生・家電避難など)

そしてもう一つ。連絡がつかないと、スマホで「水漏れ 修理 今すぐ」みたいに検索して、 上位に出てきた広告に電話したくなります。ここは“焦りの罠”になりやすいので、判断材料として統計も置いておきます。

「水漏れ・排管等の詰まりの修理」相談件数(直近5年度)— 電子広告の関与(棒グラフ)

※データ:ご提示の年度別件数(総相談/うち電子広告/非電子広告等)。軸:横=年度、縦=相談件数(件)。

このグラフを“どう使うか”

グラフの意図は「広告=全部ダメ」ではなく、焦って比較せずに決めるとリスクが上がるという補足です。 だから私は「記録と連絡を先にやる」ことで、落ち着いて判断できる時間を作るようにしました。

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よくある質問(FAQ)

大家(管理会社)に連絡がつかないのに、業者を呼んだら揉めますか?

揉める・揉めないは状況次第ですが、揉めやすいのは「連絡履歴がない」「被害状況の記録がない」ケースです。 まずは安全確保と拡大防止をした上で、誰に・何時に・どの手段で連絡したかを残しておくと説明が通りやすくなります。

上の階に直接言いに行っていいですか?

危険(電気設備に水が近い等)があるなら、早く止水につながる可能性はあります。ただしトラブル回避のため、 まずは管理会社へ連絡→反応がない場合に丁寧に確認が無難です。言い方は本文の例文をそのまま使ってOKです。

写真はどのくらい撮れば十分?

目安は「引き2枚(部屋全体)+寄り2枚(漏れている点と濡れ範囲)+動画1本(滴下と音)」です。 さらに、連絡履歴(発信履歴・メール送信画面など)のスクショがあると、後の説明が楽になります。

床が濡れた・家具が濡れた…これは誰の負担になりますか?

原因(上階の過失/設備不具合/共用部など)と契約内容で変わります。だからこそ、最初に被害状況と時系列を残しておくのが重要です。 迷ったら、管理会社・保険(加入している場合)へ「記録を添付して相談」から始めると話が進みやすいです。

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まとめ

この記事のポイント

水漏れ発覚直後は、安全 → 応急処置 → 記録 → 連絡の順に戻ると判断がブレにくい。

連絡がつかなくても、手段を増やして連絡履歴を残すだけで、後の精算・説明が通りやすくなる。

「業者を呼ぶ/待つ」で迷うときは、電気設備に水が近いかを判断軸にする。焦って広告だけで決めない。

いま水漏れ中なら、まずは安全確保記録を。落ち着ける材料が増えるほど、選択肢は増えます。

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